

Vol.14
実践を通じて学んだ目指す医療とは?
今回お話を伺ったのは、京都第一赤十字病院に勤務する初期研修1年目の永守先生と永尾先生。同じ大学出身の同級生・仲間として切磋琢磨するお二人に、研修を通じて実感した医師の仕事の難しさとやりがいについてうかがいました。
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永守 遼 先生
京都第一赤十字病院 初期研修1年目
Profile
小学生の頃、テレビアニメ『ブラックジャック』を観て外科医に憧れ、医師を志した。負けず嫌いで競争好き。国家試験の勉強も友達と競い合い、切磋琢磨して突破した。
1日のスケジュール(消化器内科ローテ)
- 7:30~
- 起床
- 8:30~
- 出勤、病棟回診、カルテ記載
- 9:30~
- 病棟対応、手技があれば積極的にさせてもらえます
消化器系の救急患者が来院した場合は救急対応 - 12:00~
- 昼食
- 13:00~
- 消化管内視鏡
- 17:00~
- 抄読会や学会発表準備、読書、雑談など
- 18:00~
- レクチャー
- 21:00~
- 帰宅 週一くらいで筋トレ、飲み会も好きです!
- 24:00〜
- 就寝
永守 遼 先生
京都第一赤十字病院
初期研修1年目
Profile
小学生の頃、テレビアニメ『ブラックジャック』を観て外科医に憧れ、医師を志した。負けず嫌いで競争好き。国家試験の勉強も友達と競い合い、切磋琢磨して突破した。
1日のスケジュール(消化器内科ローテ)
- 7:30~
- 起床
- 8:30~
- 出勤、病棟回診、カルテ記載
- 9:30~
- 病棟対応、手技があれば積極的にさせてもらえます
消化器系の救急患者が来院した場合は救急対応 - 12:00~
- 昼食
- 13:00~
- 消化管内視鏡
- 17:00~
- 抄読会や学会発表準備、読書、雑談など
- 18:00~
- レクチャー
- 21:00~
- 帰宅 週一くらいで筋トレ、飲み会も好きです!
- 24:00〜
- 就寝
永尾 ふみか 先生
京都第一赤十字病院 初期研修1年目
Profile
中学生の時 、テレビの医療ドラマを観て 、 「テキパキと治療する医師の姿が格好いいな」 と思ったのが医師を目指したきっかけ。新しいことを学び続けていけるところにも惹かれた。
1日のスケジュール(救急科ローテ)
- 7:45~
- 研修医によるレクチャー
- 8:30~
- ERにて診療
- 12:00~
- 昼食
- 12:45~
- ERにて診療
- 17:00~
- カルテ記載、勉強、同期と雑談…
- 18:00~
- 抄読会や学会発表準備、読書、雑談など
- 19:00~
- 先生方によるレクチャー
- 21:00〜
- 帰宅、夕食、アニメ見たり…
- 23:00〜
- 入浴
- 24:00〜
- 就寝
永尾 ふみか 先生
京都第一赤十字病院
初期研修1年目
Profile
中学生の時、テレビの医療ドラマを観て 、「テキパキと治療する医師の姿が格好いいな」 と思ったのが医師を目指したきっかけ。新しいことを学び続けていけるところにも惹かれた。
1日のスケジュール(救急科ローテ)
- 7:45~
- 研修医によるレクチャー
- 8:30~
- ERにて診療
- 12:00~
- 昼食
- 12:45~
- ERにて診療
- 17:00~
- カルテ記載、勉強、同期と雑談…
- 18:00~
- 抄読会や学会発表準備、読書、雑談など
- 19:00~
- 先生方によるレクチャー
- 21:00〜
- 帰宅、夕食、アニメ見たり…
- 23:00〜
- 入浴
- 24:00〜
- 就寝

症状だけでなく既往歴まで
総合的に診る大切さを教わった
永守先生(以下:敬称略):
当院を研修先に選んだ理由は、外科・内科を含め幅広い診療科を備えていることです。外科専門医を目指している私にとって、専門医になるために欠かせない多様な症例を経験できるところが魅力でした。また最先端の医療技術にも関心があり、手術支援ロボット「ダヴィンチXi」を使った手術を積極的に行っているところにも強く興味を引かれ、入職を決めました。
永尾先生(以下:敬称略):
私が当院を選んだ一番の理由は、教育体制が充実していることでした。聞いてはいましたが、実際に入職してみて、その手厚さに「これほどとは」と驚きました。特に毎週2回行われるレクチャーでは、各診療科の先生が研修医に特化した実践的な内容を教えてくださいます。例えば救急に運ばれてきた患者さんへのファーストタッチでは何が必要かなど、翌日からすぐに役立つことを指導してくださるので、非常に勉強になっています。
永守:
どの先生も熱心に教えてくださるので、学ぶ方も熱が入ります。仕事の中で学ぶこともたくさんあります。心に残っているのは、ある先生から「どの患者さんも身内だと思って診療しなさい」と言われたことです。それからは患者さんに接するたびにこの言葉を思い返し、ていねいな診療を心がけています。
永尾:
発熱した患者さんのCT画像を見ていた時、私が発熱箇所を探そうとすると、上級医の先生が「この患者さんにはがんの既往歴があったね」と指摘されたことがあります。目の前の症状だけでなく、常に広い視野で患者さんを総合的に診ることの大切さを教わりました。
永守:
手術で初めて執刀のサポートに参加した時のことは忘れられません。手術中はもう夢中で、あっという間に時間が過ぎました。それまで何度も手技を練習してきましたが、実際に術野を前にすると、なかなか思うように手を動かせません。その傍らで執刀する先生の手技の正確さとスピードを目の当たりにし、改めて「すごいな」と思いました。手術に参加して、自分の未熟さとともに手術の面白さを実感し、ますます外科医への思いが強くなりました。
永尾:
患者さんに喜んでもらえた時は、やはり理屈抜きに嬉しいです。長く入院されている患者さんを担当した時、患者さんから「話を聴いてくれるだけで気持ちが楽になる。ありがとう」と言われたことがあります。その時は、改めて「頑張ろう」と意欲が湧きました。
他病院の研修医と悩みや情報を
共有する機会が増えたら嬉しい
永守:
研修をスタートするにあたって、4月に京都府医師会主催の「新研修医オリエンテーション」に参加しました。他の病院の研修医と交流するのは初めてでしたが、皆と打ち解けられて楽しかったです。
永尾:
私もいい刺激を受けました。研修が始まってからも、継続的に他病院の研修医と悩みを共有したり、情報交換する機会があれば、嬉しいなと思います。
永守:
研修1年目は、身体的にハードだと感じることもあります。外科を回っている時、当直明けに連続して緊急対応に備えるオンコール担当になり、そのまま緊急オペに入ったこともありました。
永尾:
研修1年目は社会人1年目でもあります。わからないことばかりで、焦ったり落ち込んだりすることも少なくありません。その一つひとつに動じないよう自分でメンタルケアすることも大切だと実感しています。私のストレス発散法は、最近始め たゴルフです。先日は病院と大学時代の同期に誘われて、初めてコースを回りました。永守さんも一緒に行きましたね。
永守:
楽しかったですね。私はゴルフの他に、筋トレにハマっています。
永尾:
将来は内科医になりたいと考えています。目指すのは、専門はもちろん、専門以外の分野も診ることができるジェネラリスト。研修期間中にできるだけ多くの経験を積み 、幅広い疾患に対処できる力をつけたいと思っています。
永守:
私は消化器外科に進むつもりです。これからもっと技術を磨き、誰よりもうまく手術できるようになることが目標です。また他の診療科を経験できるのは研修期間だけなので、一つでも多くのことを吸収したいと思っています。
永尾:
忙しくも充実した毎日ですが、勉強に集中できるのは大学時代しかありません。後輩の皆さんには、今を大切に精一杯勉強してほしいと伝えたいです。




プライマリケア能力の習得に適した環境があり、高い専門性を有する各診療科による指導が充実しています
当院の救命救急外来では、救急搬送年間 7,408件(うち、ヘリ搬送38機)、救急患者は一次救急から三次救急まで受け入れています。基本的にすべての患者の初療は、初期研修医が関わることになります。日々の初期研修の中で、Common diseaseから、最重症の救急患者まで幅広く、豊富な症例を経験することができます。また、経験豊富で高い専門性を持つ常勤医から充実した指導を受けることができます。
【搬送数については令和4年度実績】


研修医ワークショップ inKYOTO
1月27日(土)に研修医ワークショップin Kyotoを開催しました。
今回は、DMATで活動される熊本赤十字病院の加藤陽一先生による「災害医療シミュレーション」と若手医師ワーキンググループによる「明日から困らない病棟対応」についてのレクチャーを企画。
「災害医療シミュレーション」では、仲間でありライバルでもある他施設の研修医との混成チームで、災害発生から次々と押し寄せるミッションにチャレンジしました。日常の診療では経験できない災害医療に触れ、医学的知識だけでは解決できない課題などにも向き合い、医師として“いざ”という時に備える機会となりました。
「明日から困らない病棟対応」では、“当直中に自信をもって対応できる”をスローガンに日常診療でよく遭遇する症例について、若手指導医6 名がレクチャーしました。
このレクチャーはKMA.comサイトよりごらんいただけます!
『KMA.com』にはだれでも無料で登録できますので、この機会にぜひご登録ください!

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