京都府医師会

医療関係者のみなさま

梅毒・性感染症に関する研修会~ 梅毒を見逃さないために ~

 近年,新規梅毒報告数は全国的に著しく増加しており,全国の新規梅毒報告数は令和4年に約8,000 件と現在の集計が始まって以来過去最多となりましたが,令和5年は15,055 件と過去最多をさらに更新しました。
 京都市域においては,令和6年は125 件の報告があり,10 代の若い世代への感染も増えています。
 また妊娠中の梅毒感染は特に危険であり,梅毒に感染すると母親だけでなく胎盤を通じて胎児にも感染し死産や早産,生まれてくる子どもの神経や骨などに異常をきたします。
 このような状況をふまえ「梅毒に関する研修会」を開催することにより,梅毒の症状や最新の動向についての医師・医療従事者の理解を深め,早期発見と検査の促進や治療に関する最新情報を広く伝えるため,来館・WEB 形式での研修会を実施します。
 会員各位におかれましては,性感染症など最新の知見について受講できる貴重な機会となりますので多数のご参加をお待ちしております。

19.性感染症「梅毒」の箇所をご覧ください。